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CSS Nite LP, Disk1

10月10日、東京で行われたセミナー「CSS Nite LP, Disk 1」に行ってきました。

今回は境 祐司さん(monkeyish studio)、瀧田佐登子さん(Mozilla Japan)、上ノ郷谷太一さん(2xup)、長谷川恭久さん(Could)、Charles McCathieNevileさん(Opera)、矢野りんさんでした。

境 祐司さんといえばポップなサルのイラストのFlashテキストなどで有名な方ですが、教育現場など多方面で活躍されていて、個人的にとても好きな人です。
境さんのPodcastingは、業界全体の展望やワークフローのことから過去や未来の話など勉強になること、普通の人は考えないような飛んだ思考もあり、それをものすごく淡々とした優しいトーンで話されています。その森本レオっぽい感じが個人的にツボに入り、毎回欠かさず聞いています。

今回は「CSSデザインを自動化するための7つのルール」ということで、実際にあるアプリケーションを使ったデモを通して、ワークフローをより効率化するためのCSSレイアウトの自動化を実演していただきました。

以前WCANにて株式会社ビジネス・アーキテクツの森田 雄さんによる、コンポーネントコレクションを利用してのCSSの設計と管理のフレームワーク紹介といった講義がありましたが、CSSレイアウトは既に当然のこととして誰もが行うようになった今、それをどう効率化していくのかはとても重要なテーマだと思います。
コンポーネントコレクションという考え方は僕も積極的に取り入れるようになり、新規サイトを制作するたびにコンポーネントを追加したり最適化したりして、CSSのトラブルで時間を割くことは以前に比べると大幅に減っています。

境 祐司さんが今後早い段階で実現するとおっしゃった直感的な見た目の配置による自動CSSコーディングには、正直かなりの抵抗・不安を感じますが、お話を聞くとDreamweaverでのデザインビュー作業のようなことはなさそうで、StrictなXHTMLコーディングがなされるということでした。もちろんそういった問題をクリアできるからこそのお話だと思います。

このように自動コーディングが誰でも簡単にできる環境が一般化すれば、ここ1,2年WEB標準やらCSSで盛り上がった制作者たちも次の段階が必要になってきますね。
そういう意味で上ノ郷谷さん、長谷川恭久さんのmicroformatsのお話は、期待や想像先行のトピックだとしても、姿勢として本当にお手本となるものだと思いました。

Posted on 2006/10/11EVENT

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