写真からフォント認識 WhatTheFont
WhatThaFont は撮影した写真やスクリーン上のグラフィックからフォントを認識し、フォントの種類を推測してくれる iPhoneアプリ。
久しぶりにいいアプリを見つけました!
Webアプリ自体は以前から存在しているのですが、その iPhone バージョンになります。Webサイトでやるのと違い iPhone となればやはりいつでもどこでも、カメラで撮影した画像を使えるのが魅力です。
実際にやってみます
本棚をパッと見て目についたのがロンプラの Thailand という文字。
(数年前に現地で情報が欲しくて手に入れたボロボロの海賊版。ある村に行くにあたり、当時まだその村については地球の歩き方などには紹介されていなくて、ロンプラにしか情報がなかったんですね。よくこんな分厚いもの捨てずに持って返ってきたものです…。なつかしや…。)
それはどうでもいいとして、これなら認識もされやすそうです。
- 対象箇所を指定する
タイトル部分を正面に向けて撮影し、更に対象箇所をクロップします。 - 認識結果を調節する
画像認識の結果として大抵の文字が個別に表示され、それがどのアルファベットとして判断されたかが右に表示されます。もし存在していない文字が認識されていたら列ごと削除、またアルファベットの認識が間違っていたらキー入力で訂正します。この場合は『 i 』の文字が上の点と下の棒、2のパーツに分かれて認識されてしまったので片方を削除し、『 i 』と訂正しました。 - 予想されるフォントがリストで表示される
ロンプラのタイトルは Syntax というフォントのようです。その他にも若干違うけど似ているものがいくつか表示されています。
この例ではそれほど異なったものが出てきませんでしたが、ユニークなフォントの場合はかなりいろいろなフォントリストが提示されてとても楽しいです。
気になったフォントが何か、大体は正しい答えを見つけてくれそうだし、また似たようなフォントの羅列を見ているだけでも勉強になったりと、iPhone をますます楽してくれるアプリの1つです。