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NEUTRAL → TRANSIT

2004年に発刊されて以来愛読していた旅雑誌『NEUTRAL』が『TRANSIT』にリニューアルしていよいよ今月末に発売です。

雑誌が売れないのはネットのせいなのか

今、名のある雑誌がどんどん廃刊・休刊になっていっています。そうでなくても以前より明らかにつまらなくなった、と感じる雑誌は多いです。コンセプトを見失っていたり、気づくと広告ページばかりだったり。私もちょうど先月雑誌の定期購読を1つ断りました。

雑誌が売れないのはネットの普及、というのも大きな要因だと思います。
ただそれは時代であり、理由にはならない。このフィルターを通して残る雑誌と残らない雑誌の違い、それが理由だと思います。

出版社も雑誌名も、ネットも何も関係ない

昨年暮れにNEUTRALブログで編集長の加藤氏が書いた記事が印象的でした。

思想なきところに本質は宿らない
思想なきところに本質は宿らないと思います。
読者に受け入れらなければ終わりにすればいい。
それだけのことです。他誌の真似やクライアントに
迎合して信念を曲げるくらいなら速攻編者辞めます。
僕はいつでもその準備と覚悟はできています。
引用:NEUTRAL_ニュートラル_blog : 2007/11/26

この記事で「読者は本が良ければどこから出ててもいい」とも書かれていますが、1読者としての私の思いは「作る人が良ければどの本でもいい」です。出版社も雑誌名も、ネットも何も関係ないです。

出版社の移籍、リニューアルに至った経緯や理由は分かりませんが、1人の旅好きとして、NEUTRAL読者として、新生『TRANSIT』楽しみにしています。

発刊号の特集は中国!

中国は以前フェリーで神戸から上海に入り、寄り道しながらベトナムに抜けたことがあります。楽しかったです。今は何かとイメージ悪いですが、良い所だって沢山ある国です。

楽しみです。じつに楽しみです。

TRANSIT (トランジット) 2008年4月25日、講談社より発売
http://www.transit.ne.jp/

Posted on 2008/04/16BOOKS

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