iPhone対応ソーラーチャージャー PowerFilm USB+AA Solar Charger
モバイルソーラーチャージャーはここ数年でかなり小型化、低価格化が進んでいて、いくつかのメーカーから製品化されています。そんな中でアメリカのPowerFilm社の製品、PowerFilmがいい感じです。
簡単に仕様を説明すると
- 12cm×7cmの柔軟性のあるソーラーフィルムが4枚、折り畳み式
- 太陽光全開で単三型充電池2本を約5時間でフル充電
- USBソケットから電源出力（iPhone3G/3GSにも対応）
- 折り畳むと14cm×9cm×3cmのコンパクトサイズに
というもの。
発電した電流をそのままUSBに流すのではなく、単三電池を充電し、そこから改めてUSBに出力されます。
発想としてはパネルとUSBだけにすればより小さく軽量になるのですが、太陽光では発電量が不安定なため機器にダメージを与えること、また単三電池があれば用途も増え、発電した電気をそれだけ溜めておくことができるので合理的な形といえます。（ iPhoneは電源対応もシビアなようで、この同名商品でも正式にiPhone対応したのは2009年の夏以降 ）
iPhone は電話として以上に音楽プレーヤーやGPSなど、アウトドアでの利用価値も高く電源消費は大きいです。太陽がある限り電源確保できるというのはとても心強い。iPhoneに限らずラジオや懐中電灯の電源として、災害時などにも活用できるかもしれません。
iPhoneでの実際
快晴の元で単三電池2本を5時間という仕様ですが、実際に快晴の太陽を5時間キャッチするのは結構大変です。また充電済みのエネループ2本を使い切ってもiPhoneがフル充電するには容量が足りません。
つまり、「これがあればiPhoneはいつでもどこでもガンガングングンズイズイ充電」という訳ではなく、iPhoneも予備電池も全て電池切れという「どうしようもない状況にはならない」というものだと考えた方がいいです。
バッテリー残量100%でも10%でもiPhoneは使えますが、0%では単なる文鎮。そういう意味では利用価値の高いツールです。
いろんな所で充電
（テーマ：トレッキング経路をGPSで記録 with karrimor trim 25）
（テーマ：自転車でもさりげなく充電 with Gravis HOBO Large）
（テーマ：長旅でもさりげなく充電 with karrimor ridge 40）
（テーマ：テーブルの木漏れ日も容赦なくキャッチ）
（テーマ：日向が移動しても容赦なくキャッチ）
商品にはエネループが2本セットとなり、アマゾンから購入できます。
『PowerFilm AA SOLAR CHARGER（amazon.co.jp）』
販売元の正規輸入販売店GEOPHONEYさんからも直接購入できます。
USBソケットを省き単三電池4本、ソーラーパネルを2つ増やしたものもあります。USBが必要なければこちらの方がおすすめです。
『AA SOLAR CHARGER（amazon.co.jp）』
2010.7 追記 iPhone4で使えるか
iPhone4に繋げてしばらくすると「充電機能はこのアクセサリではサポートされていません」というメッセージが出て充電解除されます。
手持ちのものは2009年に購入したものです。2010年7月現在発売中のものは対応済みなのか、これから対応されるのかは不明。メーカーなどに確認してみてください。
Posted on 2009/10/13IDEAS and TOOLS iPhone
we use a 100W solar charger at home to charge lead acid batteries`-`