MacBookProキートップの外し方
隙間のゴミが気になったので、キートップ外れるかなと思って⌘キーの手前側をおもむろにグイっと持ち上げてみました。パキっという音がするもキーは外れず、⌘キーは斜めに浮き上がったまま戻らなくなりました。よりによって使用頻度抜群の左⌘…。
MBPについてはキーボード交換の記事は沢山出てくるものの、キートップ外しについてはほとんどなかったので、今回分かった事を記事にします。最終的には自分で治す事ができました。MBPのキートップはバックライトが付いていて、他のタイプと少し構造が違うようです。
MacBookProキートップの構造
- キー中心部にゴム状のボタン突起があり、キーを押し上げている
- パンタグラフ式のプラスチック部品があり、キーは四隅で小さなツメでくっついている
- キーの手前側2点はスライド式、モニタ側2点は押し込むツメ。
(※矢印キーなどについてコメント欄に情報いただきました) - ツメ同士はプラスチック
モニタ側にスライドしつつするりと外す
手前側はスライド式のため、外す時は触りません。上の写真のように、モニタ側から優しくゆっくりと持ち上げると、パキっと音がして押し込まれたツメが外れます。
そこから無理に持ち上げず、手前側のスライド式ツメを意識してモニタ側にスライドしつつするりと外します。
手前2点がずれていないことを確認して戻す
まず本体の手前側にある小さな2つの突起をキーの溝に合わせ、手前側にスライドするように手前2点を固定します。この段階で手前2点は一応固定されます。
手前2点がずれていないことを確認したら、キーを押し込み、モニタ側の2点がパキっというまで押し込みます。キーがずれていないことが重要です。
キーを斜めにしすぎると折れそう
スライド式になっているので、キーを斜めにしすぎると折れます。
パンタグラフを成している2つの部品も本体とは小さなツメで固定されているだけなので、簡単に外れます。外れると戻すの大変です。
まとめ
私の場合、いきなり手前側から引っ張ってしまったため、スライドの1点だけ外れて傾いた状態になってしまっていたようです。
今回のように自分で壊した場合、もちろん保証期間でも保証は効かず、アップルに依頼するととりあえず5万はかかるようです。キーボードのみでも1万5千円くらいで売っているようですが、交換するには自分で本体をバラす必要があります。
何もしないのが一番ですが、仕組みを理解してうまくやればキートップを全部外して掃除することも可能なことが分かりました。
※この記事の対象は MacBookPro Late2006 です。それ以前、それ以降で構造が変わっているかもしれません。MacBookはキーボードの構造が違います。
Posted on 2008/03/10IDEAS and TOOLS Apple
3 Comments
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Takeshi | Posted on 2008/06/17
確かに矢印キーとFnキーは奥行きがほとんどありませんね。
とても大事な情報ありがとうございます! -
mbp17 | Posted on 2008/08/07
大変参考になりました。
おかげで安全にキーを外して、iBookのものと交換できました。ただ、はじめのいくつかは、キーの方ではなく、基盤側のパンタグラフの爪が外れてしまいました。
精密ドライバーで、パンタグラフの×の上の間から、モニタ側にスライドさせて上の爪を外すとスムーズに行きました。
ま、慣れたら、ぷちぷちと、簡単に外せるようになりました。
MaccBook Pro + キートップ + 掃除でGoogle先生から参りました。
私はアローキー(上下左右の→キー)だったのですが、これは普通の物とは外す方向が違う様です。
左がスライドの爪で、右がはめ込みの爪になっています。
つまり、右側を持ち上げて【パキ】と外れたら、左側にスライドさせて外す様です。
奥行が細いため、この様な仕様になっていると思います。同様にFnキーも同じ仕様と思います。(キー形状が同一)
ググられた方に、役立てばと思い※残します。